特長13:連続バックテスト機能の導入でバックテストが従来よりも効率的に
連続バックテスト機能を使うと同じ時間で今までよりもバックテストを数多くこなすということが可能となり、今までよりも短期間で理想的なストラテジーを見つけられる可能性が高まりました。
また、システムトレードでは必須ともいえる「ストラテジー最適化」も実現可能になりました。このストラテジー最適化に関するノウハウと共に連続バックテスト機能のライセンスを提供しています。
連続バックテスト機能とは?
※ 短期間で理想的なストラテジーを素早く見つけたい・・・
※ 同じ時間で、今までよりもバックテストを数多くこなしたい・・・
※ 今までよりも、バックテストを効率よくやる方法を知りたい・・・
システムトレーダーであれば、初心者であれ上級者であれ共通して持っている悩みです。
連続バックテスト機能とは、事前に用意した複数のストラテジーファイルを連続でバックテストしてくれる機能です。
連続バックテスト機能を使えば、日本株システムトレードにおけるバックテストの効率が良くなり、システムトレーダーとしての実力も格段にパワーアップすること間違いありません。
もちろん、連続バックテスト機能というツールだけでなく、それを最大限に活用するためのノウハウテキストも用意していますから、初心者でも使いこなせるようになれます。
日本株システムトレードのストラテジー最適化とは?
連続バックテスト機能を使うと、ストラテジーの最適化という作業もできるようになります。
最適化(さいてきか)という言葉が出てきましたが、これはシステムトレードの世界では良く使われる言葉です。
システムトレードの世界に長く関わっているトレーダーであれば、この最適化というのがどのような意味なのかということは理解しているかもしれません。
ただ、今回初めて最適化という言葉を知った人もいるかと思いますので、ここで簡単な事例を使って説明したいと思います。
ストラテジー最適化の事例
ストラテジー最適化について分かりやすく説明するための事例として、 ゴールデンクロス/デッドクロスというストラテジーを取り上げたいと思います。
すなわち、
「ゴールデンクロス/デッドクロスのストラテジーでトレードすれば、利益をあげられるのではないか?」
という仮説を立て、その仮説の有効性を検証しようと考えます。
ゴールデンクロス/デッドクロスとは、以下のような状況を指します。
ゴールデンクロス
期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を、下から上にクロスしたとき、ゴールデンクロスが実現したと定義する。株価が底をうち上昇トレンドに入ったサインといわれているが、当然だましもある。
デッドクロス
期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を、上から下にクロスしたとき、デッドクロスが実現したと定義する。株価が天井を打ち下落トレンドに入ったサインといわれているが、当然だましもある。
ゴールデンクロス/デッドクロス という現象自体は、テクニカル分析の本をみればいくらでも載っていますので、そう難しい話ではありません。
本題はここからです。
ゴールデンクロス/デッドクロス の基本となる、2本の移動平均線(短期、長期)のパラメータの組み合わせをそれぞれいくつにすれば最も良いバックテスト結果が得られるか?
ということを考えるのが最適化という作業になります。
最適化をどう実施すればいい?
システムトレードにおける最適化という言葉の意味は理解いただけたでしょうか?
問題は、その最適化をどうやって実施すればいいかということになりますよね?
答えは、
2本の移動平均線のパラメータをいろいろ変えて何度もバックテストをやる
です。
バックテストを繰り返し行うということは・・・日本株システムトレードの場合、シストレ魂を何度も回す必要があるわけです。
すなわち、以下のような作業が発生するわけです。
STEP1. 2本の移動平均線のパラメータをいろいろ変えたストラテジーファイルを作って・・・
STEP2. ストラテジーファイルを作ったらそれぞれのストラテジーのバックテストを行って・・・
STEP3. そのバックテストが終了したら、その結果を保存して・・・
STEP4. STEP2〜STEP3 を作成したストラテジーファイルの数だけ実施する
STEP1.のストラテジーファイルについては、手作業で作らないといけないのは仕方がないとしても・・・
STEP2.〜STEP4.を全て手作業で行うという話になると、気が遠くなってしまいますよね。
そこで、登場するのが連続バックテスト機能なのです。
連続バックテスト機能を使うと、複数のストラテジーファイルを自動的にバックテストしてくれます。
※複数のストラテジーファイルを連続してバックテスト!
※バックテストが終了したら、自動的にバックテスト結果を保存!
※バックテストを実施したいストラテジーファイルを予め呼び出しておいて、開始ボタンを押すだけ!
これまで手作業でやっていたものが一気に自動化されるわけですから、かなり効率よくバックテストを行うことができます。
バックテストを実施したいストラテジーファイルがたくさんあってバックテストが全て終了するのに時間がかかる場合でも、連続バックテスト機能を使えば、自分はパソコンから離れて他のことが出来るようになるからです。
夜寝るまえに連続バックテストを走らせて、朝起きたときにバックテスト結果を確認すといった使い方も出来ますから、少なくとも、バックテストのために夜更かしすることはもうなくなりますね。
連続バックテストとストラテジー最適化に関するノウハウがぎっしり詰まっています・・・
以上のように、こちらは単に連続バックテスト機能というツールだけではな句、ストラテジー最適化に関するノウハウも提供しています。
そのノウハウテキストを見ながら、連続バックテスト機能を触っていくことで、日本株システムトレードの最適化の手順を自然と身につけることが出来るようになっています。
日経225先物のようなトレード対象が1銘柄のシステムトレードにおいては、割と当たり前のように最適化が利用されていましたが、日本株システムトレードにおいては最適化が利用されていませんでした。
日本株システムトレードは最大で約4,000銘柄ものトレード対象とするため、1回のバックテストだけでも相応の計算時間がかかるため、何度も繰り返しバックテストをするということになかなか対応出来なかったという現状もありました。
システムトレーダーとしては、日本株システムトレードでもいろいろなパターンのバックテストを実施したい、という願望があったにもかかわらず、肝心なシステムトレードソフトの機能がそれに対応していなかったのです。
また、日本株システムトレードの世界でストラテジー最適化を実践している人も殆ど見かけませんでした。
連続バックテスト機能を利用して、優位性のあるストラテジーを素早く見つけ出しマーケットで安定した利益を得られるようになってください。