よくお問い合わせをいただく条件設定方法(2)
このページでは、ユーザーからよくお問い合わせをいただく条件設定方法のうち、シグナル設定に関するものをまとめています。
なお、このページでは、原則として汎用性が高い『一次式条件』を使って条件設定しております。
条件式の中身を詳しく見たい場合、ストラテジーファイルの条件式をクリックしてください。
シグナル設定に関する条件設定の
【S1】シグナル数が20以上(移動平均乖離率の逆張りとして)
【S2】シグナル数が75日平均シグナル数の3倍以上(移動平均乖離率の逆張りとして)
【S3】シグナル数が20以上(移動平均乖離率の逆張りとして。シグナル判定条件と仕掛け条件が異なるケース)
シグナル設定に関する回答
【S1】シグナル数が20以上(移動平均乖離率の逆張りとして)
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
ここでは、移動平均乖離率の逆張りにシグナル設定を使うことを想定します。具体的には、以下のような条件を考えます。
『移動平均乖離率(25)が−20以下』
『移動平均乖離率(10)が−10以下』の2つの条件を両方とも満たす銘柄数(シグナル数)が20以上なら仕掛ける。シグナル数の判定対象は全銘柄。
シストレ魂で、「シグナル数」に関する条件を設定するためには、以下の2つの入力が必要です。
(1)『シグナル設定』にシグナル数としてカウントさせたい条件を入力
(2)『ルール設定』にシグナル数に関する条件を入力
シグナル設定は、以下のようにします。
<判定条件>
<判定対象>
仕掛け条件は以下のようになります。
<仕掛け条件>
【S2】シグナル数が75日平均シグナル数の3倍以上(移動平均乖離率の逆張りとして)
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
ここでは、移動平均乖離率の逆張りにシグナル設定を使うことを想定します。具体的には、以下のような条件を考えます。
『移動平均乖離率(25)が−20以下』
『移動平均乖離率(10)が−10以下』の2つの条件を両方とも満たす銘柄数(シグナル数)について、シグナル数が75日平均シグナル数の3倍以上なら仕掛ける。シグナル数の判定対象は全銘柄。
シストレ魂で、「シグナル数」に関する条件を設定するためには、以下の2つの入力が必要です。
(1)『シグナル設定』にシグナル数としてカウントさせたい条件を入力
(2)『ルール設定』にシグナル数に関する条件を入力
シグナル設定は、以下のようにします。
<判定条件>
<判定対象>
仕掛け条件は以下のようになります。
<仕掛け条件>
【S3】シグナル数が20以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
ここでは、移動平均乖離率の逆張りにシグナル設定を使うことを想定します。具体的には、以下のような条件を考えます。
『移動平均乖離率(25)が−20以下』
『移動平均乖離率(10)が−10以下』の2つの条件を両方とも満たす銘柄数(シグナル数)が20以上なら仕掛ける。シグナル数の判定対象は全銘柄。ただし、仕掛け条件には『終値が100以上』『平均売買代金(10)が10,000,000以上』も追加。
シストレ魂で、「シグナル数」に関する条件を設定するためには、以下の2つの入力が必要です。
(1)『シグナル設定』にシグナル数としてカウントさせたい条件を入力
(2)『ルール設定』にシグナル数に関する条件を入力
シグナル設定は、以下のようにします。
<判定条件>
<判定対象>
仕掛け条件は以下のようになります。
<仕掛け条件>
ここで、『シグナル判定条件』と『仕掛け条件』を見比べてみてください。入っている条件が違うことがわかります。
すなわち、『仕掛け条件』に入っている「終値が100以上」「平均売買代金(10)が10,000,000以上」という2つの条件が『シグナル判定条件』には入っていないことがわかります。
これは、シグナル数をカウントするにあたって、
「移動平均乖離率の条件は考慮したいけど、終値と平均売買代金の条件は考慮したくない」
という意味になります。
このように、シストレ魂では、『シグナル判定条件』と『仕掛け条件』の両者が必ずしも一致している必要がなく、より自由度の高いストラテジーを構築できるのです。