よくお問い合わせをいただく条件設定方法
このページでは、ユーザーからよくお問い合わせをいただく条件設定方法について、その条件設定方法を記載しております。
簡単な条件設定についてはストラテジーファイルのみ、やや複雑な条件設定については、ストラテジーファイルに加えて画像とともに詳細解説としております。
なお、このページでは、仕掛け条件と手仕舞い条件に関する条件設定を解説しています。
仕掛け条件と手仕舞い条件に関する条件設定
【24】RSI14日が下降 【25】RSI14日がシグナル(9)より小さい
条件設定に対する回答
【1】0日前終値が1日前終値より小さい
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、過去のテクニカル指標(n日前テクニカル指標)の値を条件式に入れられます。
パラメータの初期設定は「0」ですが、「1」以上の数値を入れることで過去のテクニカル指標の値を条件式として考えることが出来ます。
なお、パラメータ「0」の場合、「0日前」という表現は出てこないようになっています。
【2】0日前の終値が3日前の終値−2%より小さい
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
【−2%】を小数表示すると【−0.02】ですから、条件を数式表現すると、
0日前の終値 < 3日前の終値 × (1−0.02)
となります。したがって、これをシストレ魂で入力したい場合、以下のようになります
【3】終値の前日比が−7%より小さい
※ストラテジーファイルはこちら
※解説(1)
ここでは、シストレ魂で用意されている「期間変化率」という指標を使った設定を解説します。
なお、期間変化率とは、以下のような定義式です。
期間変化率 = (当日終値 ÷ 指定された日数前の終値 − 1)× 100
※解説(2)
終値の前日比ということで、0日前の終値と1日前の終値を比較でも条件設定ができます。
【4】当日終値が100円以上
※ストラテジーファイルはこちら
【5】前日終値が100円以上
※ストラテジーファイルはこちら
設定例005.strt
※解説
シストレ魂では、過去のテクニカル指標(n日前テクニカル指標)の値を条件式に入れられます。
パラメータの初期設定は「0」ですが、「1」以上の数値を入れることで過去のテクニカル指標の値を条件式として考えることが出来ます。
【6】ROC(10)が85以下
※ストラテジーファイルはこちら
※解説(1)
シストレ魂では、ROCというテクニカル指標そのものは用意しておりませんが、ROCの定義式から、当日終値とn日前終値との比較であることがわかります。
ROC = 当日終値 ÷ n日前終値 × 100
今回の場合、
ROC(10) = 当日終値 ÷ 10日前終値 × 100 ≦ 85
という条件ですから、これを変形すると以下のようになります。
当日終値 ≦ 10日前終値 × 0.85
※解説(2)
また、シストレ魂で用意されている「期間変化率」というテクニカル指標を用いることもできます。
ROC = 期間変化率 + 100
という関係ですから、今回の条件は
ROC(10) = 期間変化率(10) + 100 ≦ 85
となります。
すなわち、期間変化率(10) ≦ −15 です。
【7】終値が過去40日間の最高値を更新
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、『連続高値ブレイクアウト日数』というテクニカル指標がありますので、それを利用して、以下のように設定します。
【8】終値が過去20日間の最安値を更新
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、『連続安値ブレイクアウト日数』というテクニカル指標がありますので、それを利用して、以下のように設定します。
【9】値幅制限チェック(ストップ高でない)
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
ストップ高でないという条件は、「調整前終値」と「調整前値幅上限値」という指標を使って、以下のように設定します。
【10】値幅制限チェック(ストップ安でない)
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
ストップ安でないという条件は、「調整前終値」と「調整前値幅下限値」という指標を使って、以下のように設定します。
【11】40日高値更新期間が2日以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、『連続高値ブレイクアウト日数』というテクニカル指標がありますので、それを利用します。
【12】20日安値更新期間が2日以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、『連続安値ブレイクアウト日数』というテクニカル指標がありますので、それを利用します。
【13】続騰期間が3日以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、『連続上昇日数』というテクニカル指標がありますので、それを利用して、以下のように設定します。
【14】続落期間が3日以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、『連続下落日数』というテクニカル指標がありますので、それを利用して、以下のように設定します。
【15】終値の現在位置(25)が50以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂では、『株価現在位置』というテクニカル指標がありますので、それを利用して、以下のように設定します。
【16】終値が移動平均線25日以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂で用意されているテクニカル指標である『終値』と『移動平均の値』の大小比較によって条件設定をします。
【17】移動平均線25日が陽転
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
テクニカル指標としては『移動平均の値』を使います。また、「陽転」については、大小比較の項目のなかに「陽転」がありますので、それを選択します。
【18】終値と移動平均25日の乖離が−20%以下
※ストラテジーファイルはこちら
設定例018.strt
※解説
いわゆる『移動平均乖離率』です。シストレ魂では『移動平均乖離率』が用意されていますので、それを利用します。
【19】移動平均線25日が75日以上
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
2本の『移動平均の値』の大小比較によって条件設定をします。
【20】移動平均線25日と75日の乖離率が−20%以下
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
2本の『移動平均の値』を比較したときの乖離率となります。
【−20%】というのは、小数表示だと【−0.2】となりますので、大小比較形式だと以下の様になります。
移動平均線25日 ≦ 移動平均線75日 × (1−0.2)
シストレ魂を使ってこの条件を表現するためには、以下のように設定します。
【21】終値がボリンジャーバンド(25日,−2σ)を下抜け
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂で用意されているテクニカル指標である『終値』と『ボリンジャーバンド』の大小比較によって条件設定をします。
【22】終値が高値移動平均線25日より大きい
※ストラテジーファイルはこちら
※解説
シストレ魂で用意されているテクニカル指標である『終値』と『高値移動平均の値』の大小比較によって条件設定をします。
【23】RSI14日が25%より小さい
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【24】RSI14日が下降
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【25】RSI14日がシグナル(9)より小さい
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※解説
シストレ魂で用意されているテクニカル指標である『RSI』と『RSIシグナル』(RSIの移動平均)の大小比較によって、以下のように条件設定をします。
【26】MACD(12,26)が0より小さい
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※解説
シストレ魂で用意されている『MACD』の元となる移動平均には「単純移動平均」を使用しており、MACD本来の定義である「指数平滑移動平均」を使用していません。これは、指数平滑移動平均を使うと循環計算が発生し、計算処理速度が著しく落ちてしまうためです。
「単純移動平均」と「指数平滑移動平均」の違いによるMACDの違いを確認した限りにおいては、バックテスト結果に著しい際は見られなかったように感じますが、厳密な定義式によるMACDではありませんので、この指標を使用される際にはその点を留意してください。
【27】MACD(12,26)がシグナル(9)より小さい
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※解説
シストレ魂で用意されているテクニカル指標である『MACD』と『MACDシグナル』(MACDの移動平均)の大小比較によって、以下のように条件設定をします。
なお、シストレ魂で用意されている『MACD』および『MACDシグナル』の元となる移動平均には「単純移動平均」を使用しております。